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ホットファズ

  • ShinobuBigOcean
  • 2021年11月28日
  • 読了時間: 5分

お友達のソムロさんからお勧め頂いていたので久々の視聴。

担当してるお仕事がクソ過ぎて、大至急スカッとする映画、面白い映画、軽い気持ちで見れる映画、もう兎にも角にも形容し難い鬱憤を晴らす為に明るい気持ちになれる映画が見たかったんです。

そしたらちょうど順番(TSUTAYA DISCAS)が回ってきたので、

おすすめいただいてから1年くらい(もっと?)経っちゃったけど、ソッコーで見ました。

随分前に弟が借りてきたのを一緒に見た覚えはあるものの、

ストーリーのほとんどを忘れてしまったので、ほぼ初見も同然な状態で視聴。(面白かったという覚えはある)

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■題名(公開年)

ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!-(2008年)


■監督

エドガー・ライト


■俳優

サイモン・ペッグ

ニック・フロスト


■ジャンル

ブラック・コメディ/サスペンス/アクション


■あらすじ

ロンドンの首都警察に勤めるニコラス・エンジェルは、大学を首席卒業、警察学校でもトップの成績を残し、検挙率もトップで幾度もの表彰を受けた頭脳明晰スポーツ万能なエリート警察官。ところが彼はその余りの有能さゆえに上司や同僚から迷惑がられ、田舎町サンドフォードに左遷させられてしまう。

ほとんど犯罪など起こらないサンドフォードでニコラスを待っていたのは、呑気でいいかげんな仲間たちと共に退屈な仕事に従事するばかりの日々。首都警察の頃と同じ調子で四角四面に働く彼は周囲と馴染めず、ここでも浮いた存在になっていく。しかしひとつの事故をきっかけに、ニコラスはこの一見平穏な村に潜む何かに気づきはじめる。

(Wikipediaより抜粋)


■ネタバレ感想

エンジェルが自分の正義感が揺らぎそうになる部分が、

自分の仕事の状況と重なって、なかなか笑えなかったw

ただ、それを差し引いても、手放しに面白い映画なのは覚えていたので、

素直に楽しめたし、おかげさまで気持ちがスッキリした。


この時代前後って、やたらとジジババが元気な映画が多い。

殺し屋?のやつ(RED、2010)とか、

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世界最速のインディアン(2005)、

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ロッキー(final 2006)とか

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エクスペンダブルズ(2010)とか、

いや、スタローン周りは別枠だわw

(まぁ古今東西、ジジババが元気な映画は多数ある)


というかジジババの銃の構えが小慣れて見えるから面白いのよ

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途中まで殺人描写が断片的で、見方によってはギャグっぽくも見えるんだけど、

記者の死亡シーンをリアルタイム化する事で、一転してシリアスに変わるのは、

スプラッタの妙味。

そこから目に見えてお話がマジになるのがわかる。

素人にも目に見えて空気が変わったと感じさせる素晴らしい演出だと思う。


てゆか、この監督、串刺し好きね(ベイビードライバー)

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しかも串刺しになるの元ジェームズボンド。この記事書く為に色々調べてて知りました……

(007はなんか古臭い感じがして一作もちゃんと見ていない)

スパイ繋がりではないけど、ボーンアルティメイタムでジャーナリストやってた人もサブキャラで出てる。


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そのほか、劇中にハートブルーだったりバッドボーイ2バッドのオマージュシーンが入るのだが、

どちらも未視聴なので、この映画の山場の面白さが半減してるかも。

有名映画は履修しとかないとだめですね。


そんな具合に、名作や有名どこの俳優さんをポツポツ起用しているのか、

みんな"どこかで見た事ある"という雰囲気がしっかりしてるから、

テンプレ=虚構という図式にしっかりとした納得が伴う。

でも、終盤での床キュキュ〜って音はなんでこうもシュールかね、一気にギャグにしてくれる。

他にも「スワーン!!」っ展開からしてギャグマンガのノリ。

でも、テンプレ的村社会故に成り立つ絵面だったりもして、田舎ならあり得そうだから、

展開としてもなんらおかしくはないのと、

人は平気で殺すのに、畜生は殺さないという謎理論は村社会ならでは!?

これがトロマ映画なら迷わずミンチだ!


監督のベイビードライバー以前の作品という事もあるのか、

音合わせの演出はまだ押しが弱い印象ではあるものの、決して聞こえないわけではなく、

小気味良い映像のリズムのスパイスとして一役買っている。


流血表現も実はボロネーズでしたっていうギャグ展開を交えつつも、

スーパーの青白い蛍光灯と相まって、差し色的な刺激を与えて、

見る者に終盤の映像的な盛り上がりを視覚的に感じさせている。


他にも演劇シーンでの照明なんか、きちんとロミオとジュリエットの照明にしてて、

ここだけ照明が異世界みたいに違うので、

「俺たちは何を見せられてるんだ……。(ドドドドドドドドド)」

という感じが目に見えて感じられる。


コメディ要素と決まりきったテンプレの暗部を使って構成されたブリティッシュジョークムービー。

おバカムービーと言わせないのには訳がある。

(これはエドガー・ライト監督だからこそ成り立つ事なのかもしれないけど)

ショーン・オブ・ザ・デッド然り、ダブルミーニング的な演出がこの監督作品の魅力よね。


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前回、一作のレビューを書くのに1週間くらい時間がかかってしまったのと、

要素ごとに分けて文章を書いてたら、調子が出ない感じがしたので、

やっぱり自分の書きたいように書くことにしました。

レビューは自分には向かないっぽい。かたっ苦しい!

あと、この映画・監督に関しては履修作品が複数本必要なのでちょっと挫折した。


次は引き続きソムロさんからのおすすめで見た「イコライザー」の続編を視聴予定。



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お仕事の話

撮影さんの雰囲気が怖いだとか、 胃がキリキリする系の圧があるとか言われるけど、 撮影には守らなきゃいけない締切やクオリティラインがある。それは撮影に限らずどのお仕事でも同じ事だと自分では思ってる。 難しい事や大変な事をやってるから真剣にもなるし、怖い雰囲気になる事はあるかもしれない。 だけども、もしそれが誰にでもできる簡単な事で、全員がふんにゃりほんわりした雰囲気でできるのなら、 それが良いと思う

 
 
 

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