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ヒドゥン

  • ShinobuBigOcean
  • 2021年11月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年11月15日


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仕事柄、アニメや映画を観て、肥やしにしなければならない。

Twitterで都度感想を書いてきたものの、文字数制限がもどかしいので、

せっかく作ったホームページの一部だし、有効活用しようと思う。

以降は映像に関わらず、音楽の話とかも出来たら良いなと。


というわけで一発目。


「ヒドゥン」


ツインピークス好きが高じて、カイルマクラクランの出てる映画を試しに借りて見たけど、これは当たりだった!

ロボコップとかターミネーターみたいなやっすぅ〜いSFな感じ。

別段、どこが良いとかここがすごい!というのは無かったものの、テンポが小気味良い。

前情報としてカイルマクラクランのキャラクターを知っていた(知ってしまった)のだけど、

彼の端正でチャーミングな顔立ちにマッチした設定は独特の妙味がある。

奇妙でポップでキュートだ。

デヴィッドリンチがこのキャラ造形を気に入ったというのも納得である。

ちなみに最初に登場する敵役の人もツインピークスに登場する。(やっぱり悪役)

(この年代のB級映画?に出演する役者さんは、割とツインピークスに出演してる率が高いのはたまたま?ロボコップとかも)


終始、銃撃戦が挟まるのだが、

80年代の銃声って小気味良い。

跳弾の時は今となってはちょっと笑っちゃうけど、

この映画も例に漏れず80年代の銃声。

それがまた良い意味で安っぽいのだが、

2021年においては一周回ってやっぱり気持ちいい。

(ターミネーターのカイルリースが、車から片手でショットガン撃つところなんてサイコーにカッコいい!キマってる。)


銃撃戦で敵は銃弾を何発食らっても倒れないのだが、

それでも肉体は不調をきたし、顔色が悪くなってくるわけなんだけど、顔は全く動じてない様がT1000みたいで怖い。

とりあえず白人は顔色悪くて睨みを効かせてるとみんな怖い。


実はこの映画、BGMが個人的には秀逸だと感じた。

BGMとして流れる音楽を、劇中のキャラが実際に流していたり、

そのシーンにあるプロップを使ったような音色の音楽が流れるので、

効果音なのか音楽なのか、一瞬では気付かない箇所がいくつか在る。

今までそこまでBGMと映像の結び付きを意識した事は無かったが、

この作品のBGMを聴いて、BGMや映画音楽の本質に気付かされたような気がする。


後半はバディームービーっぽく、片方が銃弾に倒れ、もう1人が決死の戦いを挑むわけなんだけど、

尺の都合か、意外にあっさりと蹴りがつく。

でもまぁ、設定的にもこれ以上ドンパチやったところで、見る側は既に食傷気味なのでまぁ良し。

(そもそもラストバトルに行きつく前にツッコミ所があったりもするのだが)


最後、銃弾に倒れた相方を救う為、とある事をするシーンがあるのだが、

カイルマクラクランのルックスのせいか、ちょっとBLっぽいw


その後の展開はハッピーエンドともホラーエンドとも取れる内容となっており、

前カットまでの映像を踏まえるとハッピーエンドと取れる演出がされているが、

追い討ちで不穏な空気を漂わせて、

もう一回ハッピーエンドっぽい絵面でエンドロール。

この時代にありがちな終わり方にも思うけど、それがあるから辛うじて出汁のように面白さを引き立ててるように感じる。


普通に面白かった。


この作品、続編があるのだが、

これがなかなかつまらないらしい。

見るべきか否か……


また次回!


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お仕事の話

撮影さんの雰囲気が怖いだとか、 胃がキリキリする系の圧があるとか言われるけど、 撮影には守らなきゃいけない締切やクオリティラインがある。それは撮影に限らずどのお仕事でも同じ事だと自分では思ってる。 難しい事や大変な事をやってるから真剣にもなるし、怖い雰囲気になる事はあるかもしれない。 だけども、もしそれが誰にでもできる簡単な事で、全員がふんにゃりほんわりした雰囲気でできるのなら、 それが良いと思う

 
 
 

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